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我が家にプードルの子犬が来たら2


 ◆散歩  プードルの子犬の初めての散歩は子犬期のワクチン接種がすべて終わってからとなります。冬なら日が出て暖かい日中に、夏なら日が出ていない朝のうちに、最初は20分くらいから外に出します。慣れないうちは座り込んでうまく散歩できませんが、外に慣れてくれば、自然に歩けるようになりますので、
あせらず見守ってください。初めて外に出す前に、子犬にリードをつけて慣れさせておくのも良い方法です。

  ◆シャンプーの時期  飼い始めて2カ月もすると、だいぶ毛が長くなり、体臭も気になり、毛を触るとベタッとしてきます。そろそろシャンプーの時期です。
トリミングサロンなどはワクチンが終わっていない子犬はシャンプー&カットを受け付けてくれないところが多いので、ワクチンが終わってからトリミングに出します。自宅でシャンプーする場合は、パピー用シャンプーなど刺激の少ないシャンプーがペットショップで売っていますので、利用します。
また、元気のないとき、体調の悪い時はシャンプーを避けます。

 ◆ブラッシング  プードルの毛は抜け落ちませんが、抜けた毛が絡みついているだけなので、マメなブラッシングが必要です。嫌がるからと言って、ブラッシングしないと、いつの間にか、毛玉だらけのみすぼらしい犬になります。幼い子犬の時期から、スキンシップを兼ねて、できれば毎日、ブラッシングして、お手入れの嫌がらない犬にすることが大切です。特に耳の付け根は毛玉がつきやすいので、気をつけましょう。

 ◆涙やけ  ホワイトやレッドやアプリコットの子犬で、目のまわりが赤くなったり、眼ヤニで汚れる場合は、目の周りを"2%ホウ酸水を含ませたガーゼなどで、拭きます。涙ヤケは一度できれいにならないので、汚れがひどくならないうちに、マメにふきます。

 ◆歯の生え換わり  子犬も歯の生え換わりの時期があります。生後4カ月~6カ月くらいになると、大人の永久歯に生え換わります。小型犬では乳歯がちゃんと抜けずに二枚歯になってしまう子がいます。歯が抜けないと、口臭や歯石ができやすくなったり、歯槽膿漏になりやすいので、自然に歯が抜けない場合は、獣医さんに相談してください。

◆歯のお手入れ 小さいうちから歯磨きの習慣をつけてしまえば、若いうちから歯を失くすこともなく、歯周病の予防もできます。子供用の歯ブラシやガーゼに塩を少量つけて、歯茎から歯の先に向けて汚れをとっていきます。犬用のガムなどは歯石予防にいいのですが、子犬の時期は下痢などすることがあるので、ある程度大人になってから与えてください。

◆耳のお手入れ  
●耳の毛を抜く
プードルは垂れ耳で、耳の中が蒸れやすく、臭くなったり、耳の病気(外耳炎)になったりしますので、1ヵ月に2度くらい、耳の毛を抜くお手入れをします。耳の穴の中の毛を5~6本ずつ、引っ張って抜きますが、あまり多く引っ張ると犬も痛がり、嫌がるようになるので注意してください。最初は慣れないと思いますので、トリミングに行ったときにやってもらいましょう。
●耳掃除
耳の中に耳垢がたまり放置すると、耳だれ・外耳炎の原因になるので、10日に1度耳掃除をします。綿棒に市販のイヤーローションかベビーオイルをふくませて、優しく拭き取ります。決して強くこすって耳を傷つけないようにしてください。強くこすると、かえって耳の炎症を引き起こしてしまいます。耳の病気の時は、前足で耳を掻いたり、頭を振ったり、傾けたりするしぐさを見せます。 

◆爪のお手入れ  1ヵ月に一度、子犬の爪を犬用の爪切りで切ります。犬の爪は神経や血管が通っていますので、その手前まで爪切りでカットします。プードルのレッドやアプリコットの爪は黒いので、白い爪の犬のように血管が透けて見えません。 先端から少しづつ切っていきます。犬の爪は敏感なので、痛い思いをすると嫌がるようになるので、慎重に切ります。もし血管を切って血がでるような時には、止血剤がショップで購入できますので、準備しておくと良いです。 

◆肛門腺のお手入れ  肛門腺を絞らないと、化膿する恐れがありますので、定期的に肛門腺をしぼります。犬が座ったままの姿勢で、肛門を床にこすりつけているようなときには、肛門腺がたまっている可能性があります。シャンプーの前に行います。肛門の両脇を親指と人差し指ではさみ、静かに持ち上げるようにして、少しずつ力を入れていくと、匂いのきつい、どす黒い粘液が出ます。